「283PRODUCTION UNIT LIVE SETSUNA BEAT」Day1感想
シャニマス初の対バンライブである「SETSUNA BEAT」の1日目公演に現地参加したので、その感想をざっくりと語ります。
開催概要
4月に行われた4thライブから4ヶ月が経過し、4thでも予告されていた2つの対バンライブのうち、1つ目のライブが今回の「SETSUNA BEAT」です。
会場は東京ガーデンシアター。同日に開催されているオタクの祭典、コミックマーケットの会場である東京ビッグサイトと程近く、この週末のお台場・有明にはたくさんのオタクが集結しました。
また、1日目である土曜日は台風も接近し、かなりの悪天候となっていました。
kinzokuseitarai.iconは札幌在住なので北海道から遠征してきたんですが、正直当日便がちゃんと飛んでくれるか心配でなりませんでしたね……。結果的にちゃんと飛んでくれたので難なく会場入りはできました。まあ、悪天候と言っても日中はたまに強い雨が降るくらいで、kinzokuseitarai.iconが外に出ている時は傘もささなくていいくらいの小雨しか降られなかったので実際大したことはありませんでした。(帰りの雨で酷い目に遭わされたのは別の話)
今回のライブは、3ユニットのフルメンバーが参加する予定だったんですが、直前で大崎甘奈役の黒木ほの香さんが体調不良で不参加となってしまいました。本当に残念だったんですが、ご時世的にもこればっかりは仕方ないですね。
東京ガーデンシアターの座席を見たことがある方は分かるかもしれませんが、舞台とアリーナが2階にあり、その周囲を上から半円状に囲み見るように配置されたバルコニー座席が3〜5階にわたって配置されています。
今回kinzokuseitarai.iconに割り当てられた座席は、中央の座席ブロックよりやや左寄りの4階バルコニーの最前列でした。かなり高い位置から俯瞰するようにステージを見られる場所だったんですが、前方に人がおらず、低い鉄柵のみで邪魔な障害物がほとんどなかったので、ステージが非常によく見えるかなり良い席でしたね。やはりアソビストアプレミアム会員先行は強いな。
左隣のバルコニーが迫り出していて鉄柵が左側のモニターと重なってしまっていたので、それだけが見づらかったくらいですが、ライブ全体の様子を見る分には問題なくとても楽しめました。
また、バルコニー最前列は会場からの注意事項として起立禁止となっていたので、そこそこの回数行っているアイマスライブの中でも経験のなかった、全編着席鑑賞を体験できました。
開演前はいつものシャニマスやアイマスシリーズ全般のCMが流れていたり、先日YouTubeにて公開されていた、キャストさんによるミニゲームチャレンジの様子なども放映されていました。
また今回、会場と公演についての注意事項をアイドルが回し読む形で放送があり、いつもと違った雰囲気を感じました。いつもだと注意事項をアナウンスするスタッフさん?による読み上げだったので、キャラクターボイスで諸注意を行うのはアイマスではあまりないことでしたね。
そんなこんなで、開演時間の16時を迎え、会場の照明が落とされ、ライブの開始を告げるオープニング演出が始まります。
本編
オープニングは壮大なインスト曲に乗って、今回のライブイベントのロゴイメージなどに沿ったサイバーチックな映像演出とともに会場を一気に盛り上げてくれました。
今回何をやるのか全く読めなかったのもあって、この時点からワクワクが止まりませんでしたね。
まずは各ユニットの持ち歌パートから。最初はアルストロメリアの2人が登場しました。 今回は甘奈役の黒木さんが不在ではありましたが、ダンスのポジションは空いた状態で、音声は別録りされたものが再生される形でのパフォーマンスとなっていました。こういうの、不測の事態のために全員分用意してるんですかね?
2曲目は「Bloomy!」です。こちらも久しぶりの披露な感じがしますね。この曲といえば1番サビ終わって間奏の部分に入る「靴トントン」の振り付けですが、今回モニターが見づらかったので映像でどうなってたかあまり見れてないんですよね。 主に甜花ちゃん(役の前川涼子さん)をずっと見てたので、「意外と動き大きいんだな…!」って思いながら見てましたね。
3曲目は「ラブ・ボナペティート」です。こっちはクリパや4thでも見てますが、アルストにしてはかなり速い振り付けでキレの良い動きをされていて、かわいいながらもしっかりとした魅力があります。 途中MCを2回ほど挟んでいますが、この2人のMCはワードチョイスが独特なので聞いていて楽しいですね。舞台に湧水湧いてるとかいう迷言も早速とびだしましたし。
4曲目は「Anniversary」です。いやーーー、ライブ序盤から泣かせにくるじゃないですか……。3rdライブツアーの時は1公演だけ千雪さん(役の芝崎典子さん)が不在の回があり、その時の大崎姉妹だけのこの曲が意味合いも微妙に違って聴こえてとても涙腺にきましたが、今回は甘奈ちゃんが不在という状況。なんかもう、この泣けるバラード曲でも笑顔で歌い切る甜花ちゃん見てると、そこに計り知れない強さを感じますよね。 いやいきなり!?エンディングに持ってこないんだ!?という驚きはありつつも、前曲Anniversaryの流れを考えると、泣き曲を続けるのが一番破壊力ありますからね。しかも今回、智代子役の白石晴香さんと、これまで耳の治療のため歌唱に入らなかった樹里役の永井真里子さんも揃って、5人でよパフォーマンスだったのも素敵でした。こちらも久しぶりの披露だったので、懐かしみとともに嬉しさも混じった不思議な気持ちになりましたね。 放クラのパフォーマンスではカメラマンさんが1人舞台に上がって、いわゆる「推しカメラ」として配信に乗る映像を撮られるシーンが何度かあり、上から舞台だけを見るとなんともシュールな絵面には見えたんですけども、モニターにはアップの5人それぞれが映っていて、現地と配信での楽しみを同時に味わっていました。 MCを挟んで3曲目は「太陽キッス」でした。果穂ちゃん(役の河野ひよりさん)からMCの最後に予告がきた瞬間にテンション爆上がりしてしまいましたね。めちゃくちゃ久しぶりのタオル曲ですよ。今回、ライブの注意事項に「未使用のタオルを振っても良い」みたいな記述があったらしいので、察しのいい人ならこの曲やることは予想が付いていたみたいです。まあ、振る用のタオル忘れたんですけど。 4曲目は「夢咲きAfter school」。これもまた久しぶりなんですよね。特に、5人で揃うことが少なくなってからはやってないので、今となってはかなりのレア曲になった感じがします。とはいえ1年目から追ってるのでコールとかは身体が覚えてるんですよね。久々に果穂ちゃんの「なんばーわん!」が聴けて満足でした。 普段は4人の個性や方向性があっちこっちに向いているユニットという感じではあるものの、楽曲パフォーマンス自体は4人でかなり揃っていて、統一感もあり見ていて美しかったですね。
3曲目の「今しかない瞬間を」では、自撮り棒を使ってアイドル自ら撮影しつつ歌うという新しい試みで披露されました。これに関してはモニターが見えづらい席だったのが悔やまれますね。1番は雛菜、2番は透がカメラを持って、歌い分けごとにフレームインするようなパフォーマンスだったので、幼馴染感の演出としてめちゃくちゃ良かったです。にしても円香(役の土屋李央さん)の決して満面の笑顔にならない徹底ぶりですよ。ホント素晴らしいですね。 シャッフルパート
ユニット楽曲のパートが終わり、お待ちかねだったシャッフルパートが始まります。事前のアンケートである程度リクエストされてたようですが、果たして何をやってくれるのか、期待に胸を踊らせていました。
アルストと放クラのメンバーは今回のライブに合わせて作られた新衣装に身を包んでMCに登壇し、次の曲が始まります。 いやーこれは"正解"でしょう!個人的にも、アルストにはイルミネの曲やって欲しいなーとは思っていたんですが、じゃあどの曲?って考えた時に、2ユニットに共通するテーマが「Happy」だと思ったんですよね。 アルストの楽曲にはない感じの明るさを全面に出したキャッチーな曲で、イルミネ曲が好きなkinzokuseitarai.iconの中でも特に好みの1曲だったのでめちゃくちゃテンション上がりました。合いの手も楽しかったです。 続いて、放クラが披露するアルストロメリアの楽曲「ハピリリ」です。恋の駆け引きを歌った楽曲ですが、放クラが歌うという意外性もありつつ、各アイドルで楽曲対して抱く印象が異なって見えたのがとても不思議に感じました。アルストが歌う場合は、大人のようで子供のような恋心を表した歌、と言った印象だったんですが、放クラの場合はそれぞれのアイドルに対して自分なりの解釈を持ってしまいましたね。 果穂ちゃんはまず歌詞の意味を正しく理解せずに歌っているような感じに聞こえましたし、智代子は同級生が勘違いする(確信)し、樹里ちゃんはなんか恋愛には興味ない感じの幼馴染の悪友っぽいポジションだったけど何かをキッカケにして意識してしまうタイプのアレですし、凛世は普段の心の内を曝け出しているみたいな奥ゆかしさを感じますし、夏葉は千雪さんとはまた違った大人の色気を感じてとても良かったです。あっ、これ全部kinzokuseitarai.iconの妄想ね!
最高でした。
果穂ちゃんの「ていあーん!」から始まるのは天才だと思いましたし、このメンバーだと咲耶さんの枠に円香が入ってくる納得感もあり、最後果穂ちゃんが恋鐘ちゃんの真似してる感じがめちゃめちゃ可愛かったですね。
楽曲自体はメタルなのでとてもカッコよかったのですが、なかなか新鮮な組み合わせで面白かったです。
続いてもユニット混合のカバー曲で、シーズの「OH MY GOD」でした。楽曲の強さもさることながら、そもそも歌が難しいのと、ダンスもかなり動く感じなので、別メンバーがやったらどうなるのか気になる感じではありました。 メンバーがぽわ〜っとした感じの面々なので、パフォーマンス中は全く別の顔を見せているといった感じで新鮮でしたし、めちゃくちゃカッコよかったです。
その後のMCで配信コメントをチラッと見るタイミングにもありましたが、「OMH」だったり「ビターチョコ」だったりといったコメントのセンスとても良いですね。
アンコール
アンコールの後はいつもの告知情報の映像です。4thライブの円盤の発売が決定したりと、新規の情報もいくつかありましたが、翌日のDay2に情報をとってあるためか控えめな情報出しでしたね。
この曲は283フェスの混合メンバーでの印象が個人的には強いですね。全体曲としては、バレンタインソングみたいな立ち位置の楽曲のため、季節感を考えてしまうと披露するタイミングが限られてしまいますが、今回は周年全体曲を避けての選曲、ということだったのかもしれませんね。 座席の位置が左寄りの場所と先述しましたが、この曲に限らず全体曲では舞台の左側にアルストの2人が立つことが多く、個人的にとても眼福な位置だったのが良かったです。 まとめ
いつものように、MCなど書ききれていないシーンも多々あるんですが、楽曲についての感想を中心に色々と書いてみました。本当に楽しかった……!
2日目公演は現地チケットが取れず、配信もリアタイではなくアーカイブで視聴する予定なので、現時点では2日目の感想は書かない方針としています。